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– Tomo's World Trip in 2015 –

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ナパバレーでワイン、ワイン、ワイン!

   

カリフォルニアは、農業の一大産地です。
もちろん、アメリカのワインと言えばカリフォルニア、その中でもナパバレーが有名ですが、カリフォルニアはワイン用の葡萄だけでなく、野菜、果物、畜産、酪農など多くの農業をしています。
ワイン以外の農業については、他の所で別途まとめようと思います。
 
取り敢えず、ワインについてあれこれ。
 
私は、日本に住んでいた時は、全然ワインを飲みませんでした。
高いお金を出して買う事もなかったですし、美味しいワインに出会った事もありません。
しかし、2012年にアメリカで働き始めたある日、当時の仲の良かった友人が、突然ワインを持ってきて、一緒に飲もうぜ、と。
ほな、飲んでみますか、と思って、何気なく口にグラスを運んだところ、
「なんだこれは、めちゃめちゃ美味しいじゃないか!!」
 
それから、カリフォルニアワインは時々飲むようになりました。
そうなると、やっぱりアメリカだったらナパバレーに行ってみたい!
これを書いている10日ほど前になりますが、その念願が、やっと世界一周のはじめの都市サンフランシスコにて叶いました。
 
***
 
記念すべき、ナパのはじめのワイナリーは「ドメーヌ・カーネロス」。
カーネロスとは、「羊」という意味です。
入り口を入ると、お城のような、どっしりとした門構えの建物が見えてきました。
 
ドメーヌカーネロス
 
ナパバレーの中には、約500のワイナリーがあり、マイクロクライメート言われる地域で、狭い地域なのにも関わらず、場所ごとに天候が違います。
だから、ナパバレーの中でも、地域によって育てるワインも全然違ってきます。
例えば、日照時間が長く、燃えるように暑い地域は、赤ワイン用の葡萄、とりわけカベルネ・ソーベニヨンの栽培に適しています。
逆に、涼しい地域は、白ワイン用の葡萄、たとえば、シャルドネやソーベニヨンブラン、また赤でもピノ・ノワールといった品種の栽培に適しています。
このワイナリーは、比較的涼しい気候の場所に位置しているので、スパークリングワインやピノノワールが御奨めとの事でした。
どうせこんな時しかないんだからと思い、一番良いテイスティングコースを頼む事に。
2種類のスパークリングとピノ、全部で4種類試飲できて$40。悪くありません。
 
ドメーヌカーネロス2
 
その中の「Le Lave」。
あまり上手くピントが合っていませんが、写真では、右から2番目のスパークリングです。
このワイナリーのスパークリングの中で、最もおすすめと言われ飲みました。
「おお、おおおお、これは。」
果実の甘みと酸味が混じり合って、スパークリングの泡と共に口の中で広がり、はじけた泡の香りが鼻まで抜けて行きます。上品、にも関わらず、全ての人を優しく受け入れてくれるようなスパークリング。
試飲会場も、和気あいあいとしているのですが品が良く、また行きたいと思わせてくれるワイナリーでした。
 
***
 
次に行ったのは、日本ではおそらく一番有名であろう「オーパス・ワン」。
日本のワインショップで買うと、年代にもよりますが、30000円前後かかります。
なんと試飲も、一杯45ドル。
結構いい値段します。
しかも、ここは入る為に事前予約が必要です。今回はツアーで回ったので、すんなりと入れました。
 
これまた、モダンなお城のような建物。
少し緊張した面持ちで玄関をくぐって受付を済ませ、グラスにワインをそそいでもらいます。
そして、ここでは、2階のベランダに行き、外のワイン畑の景色を眺めながらワインを飲む事ができます。
今回飲んだのは、「Opus One 2011」。
 
DSC03841
 
綺麗な緑の景色に包まれ、グラスを傾けると、
「おおおおお、こ、これは。」
香ばしい樽の香りが口の中にまず広がったかと思うと、とーん、とカベルネならではの深い果実味の重たさが舌に絡まります。だけど、柔らかい。柔らかさがあるから、いくら飲んでも、またこのワインが飲みたくなる。
至福の一時でした。
 
DSC03851
 
***
 
続いてランチタイム。
ランチは、オーガニックのメッカと言われるカリフォルニアの野菜をたっぷり使った、緑溢れる総菜を、屋外のガーデンで。
 
P1010049
 
***
 
ランチタイムが終わって、一息入れると、午後はふたつのワイナリーを巡ります。
 
午後のひとつ目は、イングルヌック。
このワイナリーは、100年以上の長い歴史があり、栄枯盛衰を繰り返してきました。
一度はアメリカのトップワイナリーにまでなりましたが、経営が悪化し、ワインの質も落ちてしまった。しかし、映画監督であるフランシス・コッポラ氏が中心となって復活させ、再び今では一流のワイナリーに。
 
DSC03932
 
このワイナリーの最高級品、赤のカベルネ・ソーベニヨン「ルビコン2010」。
歴史を感じ、厳かな雰囲気漂うワイナリーで、グラスに注がれたワインを見つめます。
漆黒の赤。
恭しさを感じながらゆっくりと口に運ぶと、
「こ、これは。」
ずっしりと、重い。
このワインには軟派な表現は似合いません。
口から体の中枢にかけて、赤い濃い液体が滴り落ちていく。そこには深いオークの香りも織り混ざっています。
長いワイナリーの歴史を、そのまま感じさせてくれるようなワインでした。
 
最後は、ワインをサーブしてくれたおじさんと記念に一枚。
 
inglook
 
***
 
そして、今日の最後のワイナリー、ロバート・モンダヴィ。
言わずと知れた、カリフォルニアワインを世界に知らしめたところです。
オーパスワンと道を隔てて、向かい合うように存在しています。
 
ナパバレーツアーの最後に、最高のワイナリーと巡り会えました。
ここでは、50ドルで4種類のワインを試飲できます。
 
lovert mondabi1
 
その中でも、ふたつのワインが私の心をとらえました。
写真の1番左の白のソーベ二ヨン・ブラン・リザーブと、
右から2番目の赤のカベルネ・ソーベニヨン・リザーブ。
リザーブとは、ワイナリーの中でも最も良い葡萄を使って作られたとっておきですよ、という意味です。
 
白のソーベニヨンブランは、なんと普通に買うと90ドルかかります。
これは、この葡萄の品種にしては、大変に強気な値段です。
しかし、その価値はありました。
「おおおお、こ、これは。」
飲んだ瞬間に、口の中に広がるすっきりとしたみずみずしさ。
そして、すぐに、果実のほのかな甘酸っぱさも伝わってきます。
このワインのフレッシュさを感じると、新緑の広がる森の中に立っているような清々しい気分に。
正統派の白の中では、一番好きなワインかもしれません。
 
続いて、このワイナリーの最高級品、
「ロバートモンダヴィ カベルネ・ソーベニヨン リザーブ 2010」
果たして、今日飲んだオーパスワンを超えるワインになるのか。
 
深く、しかし同時に美しく彩られた赤。
今日のフィナーレだと思って、グラスを傾けました。
「おお、おおおお、おおおおおお。」
最高の調和。
樽の香りを静かに放ちながら、葡萄そのものが持つ深い味わいもしっかりと感じさせてくれます。
オーパス・ワンには、柔らかく女性的なきらびやかさがありますが、モンダヴィ・カベルネリザーブのワインには、男性的な強さと優しさが内在しています。
 
私にとっては、今日の中で最高の赤ワインでした。
 
DSC03945
 
***
 
以上、ナパバレーで飲んだワインを、若干「神の雫」の如く、書いてきました。
一度、こんな感じで書いてみたかったんです。ワインに詳しい訳ではありません。
それどころか、たまにたしなむ程度の初心者です。お許し下さい。
 
芸能人格付けチェック、やってみたいなぁ。
そしたら、どや顔で外すんだろうなぁ。

 - ジャンル, 北中アメリカ(North and Central America), 観光名所(Seeing Spot), 食(Food)

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