ミラノ万博① : Feeding the planet, Energy for life
ヨーロッパの旅も、いよいよ最後の国イタリア。
はじめはミラノから入りました。
ミラノに来た理由は、ミラノ万博のため。
今回の万博のテーマは、
”Feeding the planet, Energy for life”
(地球に食料を、生命にエネルギーを)
私は、2日間用のチケットを買って参加しました。
(参加日:2015年6月7日・8日)
とにかく広い。しかも、かなり混んでいる!
2日間、20時間以上歩き回っても全部は行けなかったです。それでも、メインどころはある程度見れたと思います。
印象に残った国の展示、また万博全体の内容をまとめていきます。
***
まず、入り口。
結構混んでいましたが、少し待てば意外にすんなり入れましたし、チケットを買うのにはほとんど並びませんでした。
私は日曜と月曜と行きましたが、週末は観光客が、平日は小さい子供や学生が団体で来ていました。
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<パビリオン・ゼロ>
メイン入口から入って、一番はじめにある、国際連合主催のパビリオンです。
このパビリオン・ゼロが、この万博を全てまとめてくれています。今回の万博の趣旨を理解するのには、一番大事なパビリオンです。
私ははじめにさらっと見たのですが、それだけでは十分ではなかったなと感じ、もう一度夜に訪れて、説明文もできるだけ読んで回りました。
明記されているわけではありませんが、今回の万博で伝えたかったことは大きく三つあると思います。
・人口爆発と食糧危機:2050年の人口90億人をどう支えるか
・食の不均衡:20億人の肥満と10億人の飢餓の現状
・持続可能性:健康な生態系の維持
パビリオンの中は、まず、巨大な壁に投影されたストーリー性のある映像から始まります。
そして、植物の種を美しくディスプレイした部屋へ。
私にとっては懐かしい、トレーディングルームのような部屋もありました。
コーンや米など、様々なコモディティの値段が、リアルタイムで動いています。
農業と言えども、経済と深くかかわっていることを感じさせてくれます。
食料の廃棄をテーマに掲げた部屋。
他にもいくつかテーマに沿って部屋があります。
この後に訪れる各国のエキシビジョンも、自国の食文化の紹介と同時に、これらのテーマにどのように取り組んでいるかを絡めながら、それぞれのパビリオンを作っています。
では次は、各国のエキシビジョンの中から印象に残ったパビリオンをまとめます。
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