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– Tomo's World Trip in 2015 –

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タイのバンコクで屋台めぐり

   

バンコクは以前来たことがあるので、3日くらいでいいかなと思ったのですが、初日に街に着いてランチを食べていると、「旨い。やっぱり良い街だ。」ということで、結局1週間ほどゆっくりすることにしました。

 

毎日、バンコクの屋台とフードコート巡り。
今回驚くほど、安くて美味しいご飯に巡り会えました。

正直、屋台は当たり外れが結構あります。
はじめに、ふらりと訪れた屋台のヌードルは、化学調味料の味があまりにきつくて、舌がしびれてしまったので、次からは、ネットや口コミをもとに、下調べしていくことに。

 

今回お世話になった宿は、「EZ Stay Bangkok」。
世界一周を経験された日本人のご夫妻が経営されている、ホステルです。

今回の世界一周では、食費や観光、現地での体験などにはあまりケチらないようにしているのですが、宿泊費はできるだけ安くすむように、ホステルやAirBnBを使っています。

振り返ってみると、これが良かった。

ホテルで一人で泊まっていると、気持ち良くは寝れますが、新しい出会いもないし、現地の情報もなかなか仕入れることができません。
しかし、ホステルやAirBnBだと、部屋が同じ人やホストの人と食事に行くことがあります。また、ホステルの壁には、フリーウォーキングツアーや周りのレストランの情報などが書かれているので、それを見て、滞在中の計画を建てることができます。白人が多いと、夜な夜な街に繰り出してパーティーやバーホッピングに行くので、それにはついていけませんが。。。ほんと、欧米人はパーティーが好き。

 

さて、泊まった「EZ Stay Bangkok」。

ロンポーマンションの中の部屋をホステルとして泊まれるようにしています。建物はすごく綺麗。
ここは、お客さんも日本人のみ。久々に日本から来た方と、まったり食事に行ったり、夜な夜な語ったりしました。
そして、部屋の壁には、宿泊地周辺の屋台やレストランの情報が満載!

管理人さんのおすすめの近所の屋台を教えてもらって行ったのですが、感動する屋台に出会えました。

まずは、コームヤーン、豚の喉肉のお店。

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ほんとに、道端の屋台です。

しかも、夕方以降は閉まるそうなので、食べれるのは、朝か昼のみ。

テイクアウトして、同じタイミングで宿泊していた人と一緒に、朝ごはんとして食べましたが、いやはや、豚の油と肉部分が絶妙にマッチして、美味しい!

しかも、ご飯付きで、40バーツ(150円)。
結局、二日続けて朝ごはんとして食べました。

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そして、もうひとつが、ムートート、豚のから揚げとレバーごはん。

これも、宿泊先のホステルからほど近く、TESCOという大きなショッピングセンターの隣にあります。
行ってみると、列など作って待ちそうにないタイ人が、暑い日差しの中で行列をなしている!

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私も15分ほど並び、やっとご飯にありつけました。
5バーツのスープも頼んで、なんとこちらも合計40バーツ、150円。
もう、この屋台は感動ものです。今まで食べたタイの食事の中で一番かも!

150円って言ったら、ほぼ1ユーロ。ヨーロッパでは、20ユーロも払ってランチを食べていたのに。
ここも朝と昼しかやっていないので、私はブランチとして朝10時半ごろ行きました。

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今までの経験上、料理が美味しいところは、地元の市場も活気があるはず。

宿泊地の周りをのんびりお散歩していると、ココココココ、と鶏の鳴き声がどこからか聞こえてきます。
声に導かれるように歩くと、市場が広がっている!
コンベンションセンターの駅の近くです。
案の定、野菜、果物、肉、魚と種類が本当に豊富。

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お肉屋さんに行くと、走り回っていた子供たちが足をとめて、こちらを見てにやにやしています。店を切り盛りしている笑顔のお母さんを見つけて、写真を撮らせてもらいました。

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屋台でも、マーケットでも、タイは女性がよく働きます。
いつもてきぱきと動いて、見ているこちらが気持ちいい。
やはり、接客業は、女性の方が向いているのかもしれません。

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しかし、ひとつ残念だったのが、マーケットの近くの川。

そこはごみが捨てられていて、ドブ川と化していました。
悪臭もところどころします。

日本人が屋台でおなかを下すことはよくありますが、確かに、この水の周りで商売をしていたら、慣れていない外国人は、食中毒になってしまうでしょう。

特に屋台は、バケツにためた水で食器を洗ったりすることが多いので。
しかし、水といったインフラは、そこに住む人々にとって最も大切なことなのですが、収益化が簡単にできる問題ではありません。
なので、民間企業で解決するにはなかなか難しい。
政府が主導する必要はあるとは思いますが、水が綺麗になれば、タイ人の平均寿命も74歳(2013年時点)から大きく伸びるのではないでしょうか。

 

***

7日間で15か所以上の屋台やフードコートを訪れたと思います。
いやはや、タイの屋台は奥深い!

 

 - アジア(Asia), 食(Food)

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