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– Tomo's World Trip in 2015 –

*

パリで街歩き

   

花の都、パリ。
 
ファッション関係で働いている友人から、パリのファッションのレベルは高くて、日本もニューヨークもパリには敵わない、と聞いていました。
 
しかし、そう言われると、若干色眼鏡で見るのが私。
本当にそうなのかな、と訝しげに思いながら、初めてのパリを散策してみることに。
 
下の写真は、1日目に偶然会った、パリで勉強している日本人の大学生たち。
初日は、彼らに街を案内してもらいました。
 
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結論から言うと、いやはや、確かにこの街はお洒落!
日本は、世界の中でもトップクラスに街中を歩ている女の子がお洒落だと思っていましたが、パリも相当に凄い。
 
パリの人は、決して高いものを着ているわけではない気がします。
私が泊めてもらったシェアハウスの家のオーナーの女性も、夜な夜な服を裁縫道具を取り出して、縫っていました。服を直しているの?と聞くと、そうそう、お金がないから新しいの買えないの、と笑って答えてくれました。
ルイヴィトンやシャネルはフランスから生まれたブランドですが、あまりそういった大きなロゴのついたバッグや服などを着て歩いている女性を街中では見かけなかった。
でも、そのかわり、自分の体に服がよく合ってる。
肩のラインや、腰のラインがぴったり。
しかも、何かしら、スカーフやジャケット、靴でアクセントをつけていて、それが非常にセンスが良い。
 
また、パリは想像していた以上に、人種が多様です。
黒人の人も、数多くいます。
パリを歩く黒人男性はすらっとしている人が多く、彼らも非常にカラフルに色の服を着ていて、お洒落です。
パリが、ファッション界で一流と言われていることも、なるほどと思いました。
 
まぁ、こんなことを書きながら、私自身は、同じTシャツを何枚も買って、あまり変わり映えのしない服を着続けるんですけど。
このスタイルが楽で好き。
 
***
 
さて、パリと言えば、オペラとバレエ。
そして、ルーブルをはじめとした美術館の数々。
芸術でも有名な都です。
 
早速、パリ・オペラ座に言っていると、なんとも煌びやかな内装。
チケットを聞いたら、安いシートは10ユーロからあるとのこと。
しかも、着席で!!
ウィーンでは、3ユーロチケットがありましたが、これはスタンディング。
やはり3時間立ってみるのはしんどい。
パリでは、座ってゆっくり見られて、しかも10ユーロとは、有難い。
天井に描いてあるシャガールの絵も素敵。
 
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ニューヨークにいるころ、アメリカン・バレエ・シアターに行ったことがきっかけでバレエをよく見るようになったので、早速パリのオペラ・ガルニエでも見てみることに。
チケットを買うために列で待っていると、近くにひときわ服のセンスが良い20代中盤くらいの男の子がいます。
「はぁ、こりゃ、格好いいな。」
と思って、男の私が惚れ惚れしながら見ていると、なぜか隣に近づいてくる。
そして、遂に話しかけられました。
 
英語が話せるし、どうも話を聞いていると、フランス人ではなく、カナダ出身。
しかし、数年前にこちらに来て、パリのシャネルの香水部門で働いているようです。
どうりで、センスがいい訳だ。
席がどこがいいのか分からなくて尋ねると、彼がすべて交渉してくれました。
そして、楽しんでね、といって去っていく。
ナイス・ガイでした。
 
美術館は、ルーブル美術館とオルセー美術館に行ってみましたが、どちらの美術館も驚くほど巨大で、集められているコレクションも凄かった。
 
写真は、ルーブル美術館のNIKE(ニケ)。
NIKEはスポーツブランドのナイキの名前の元となった像です。
 
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そして、オルセー美術館で見つけた、マネの絵画。
 
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はじめはパリには5日間の滞在の予定でしたが、居心地が良いので長居してしまって、結局10日間もいることに。
街自体にこんなに興味が出たのは、久しぶりです。

 - ヨーロッパ・北アフリカ(Europe / North Africa), 文化と経済(Culture and Economy)

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